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【スマホ実測】繋がりにくい2階のWiFi電波を強くする方法【NETGEAR・EX7300】

hoshi_koala

WiFiルータを設置したけど、2階だと動画がカクついたり、速度が遅かったりすることはありませんか?

2階のネット遅くね?どうにかしたいんですけど・・・

この記事では、2階に居てもサクサクに動画を視聴したり、快適にネットライフを送るための方法をお伝えします。

インターネット回線状況

はじめに、回線速度を測定する自宅のインターネットの回線状況です。

自宅のインターネット回線状況
インターネット回線NURO光 G2V
木造戸建て
WiFiルータの設置場所1階
WiFiルータ型番ZXHN F660A

家は木造の戸建ての2階建てです。

WiFiルータは1階に設置していて、インターネット回線は、回線速度に定評があるNURO光を引いています。

WiFiルータの基本情報

NURO光から支給されたWiFiルータは「ZXHN F660A(ZTE社製・台湾)」です。支給されるルータは7種類あり、WiFi速度が遅いものと速いものがあります。

この、ZTE社製のF660Aは、WiFi速度が速いIEEE802.11acに対応しているためアタリと言えます。

ZXHN F660A
製品仕様
サイズ(高さx幅x奥行き)245x190x38(mm)
設置方法縦置き専用
LANインターフェイスポート数3
10BASE-T/100BASE-T/1000BASE-T
物理インターフェイスRJ-45
無線LAN
IEEE802.11n
周波数帯2.4GHz帯/5GHz帯
伝送速度最大450Mbps
無線LAN
IEEE802.11b
周波数帯2.4GHz帯
伝送速度11/5.5/2/1Mbps
(自動フォールバック※)
無線LAN
IEEE802.11g
周波数帯2.4GHz帯
伝送速度54/48/36/24/18/12/9/6Mbps
(自動フォールバック※)
無線LAN
IEEE802.11a
周波数帯5GHz帯
伝送速度54/48/36/24/18/12/9/6Mbps
(自動フォールバック※)
無線LAN
IEEE802.11ac
周波数帯5GHz帯
伝送速度最大1.3Gbps
アンテナ数送信3x受信3
(内蔵アンテナ)

※自動フォールバックとは?

電波強度に応じた伝送速度は徐々に遅くなるのではなく段階的に数字が決め打ちされています。これをフォールバック機能と呼び伝送速度の自動調整を行います。

7種類のWiFiルータの詳しい記事は、ほかの方の記事をご覧ください。

WiFi速度測定に用いたスマホ

WiFi回線速度の測定に用いたスマホは、AndoroidのAQUOS sense6(シャープ製)です。WiFiはIEEE802.11a/b/g/n/acと、WiFiルータの最速の通信速度を誇る11acにも対応しています。

ちなみに、SIMフリー版もあり、おサイフケータイにも対応しているの、けっこう使い勝手は良いです!

AndoroidのAQUOS sense6(シャープ製)

スマホ実測

1階と2階のWiFi速度比較

測定結果

実測には、スマホからSpeedtestにアクセスして、測定を行いました。1階では、WiFiルータからの距離は2m。

2階では、WiFiルータからの距離はおおよそ直線で5m。いずれも、スマホを手持ちで測定しました。

  • WiFiルータからの直線距離
    • 1階:2m
    • 2階:約5m
  • 測定時のスマホ
    • 手持ち
  • 他のインターネット通信状況
    • なし。測定スマホのみ。
  • 測定時刻
    • 21時台(2023年1月)
1階と2階でのWiFi回線速度比較
無線LAN規格回線速度(Mbps)
3回測定平均
変化率
1階2階
11g5847マイナス19%
11a280105マイナス62%

無線LANの11gに接続したら、1階では58Mbps、2階では47Mbpsで、2階に居ることでWiFi速度が19%減少しました。

また、無線LANの11aに接続したら、1階では280Mbps、2階では105Mbpsで、2階に居ることでWiFi速度が62%減少しました。減少率は大きいですが、105Mbps出ていて1階に居るときの11gよりも速い速度でした。

11aと11gの違い

「11gの方が速いんじゃないですか?」

いや、11aの方が速いです。

無線LANの規格には、IEEE802.11aやIEEE802.11gなどがあり、WiFiルータのパッケージにはよく「11a、11g対応」などと書いてあります。

これらにはそれぞれ異なる特徴があります。

WiFiの規格:11aと11gの特徴の違い
11a11g特徴の比較
回線速度11a > 11g
WiFiルータから離れると11gの方がエリアが広い
(例えるなら・・・)100m選手3000m選手11aは速いけど、遠くな
ると速度が落ちます。
他の電気製品
との電波干渉
特になし干渉あり
・電子レンジ
・Bluetooth機器
・Air Pods
11gは電波干渉あり

11aは距離が離れると大きく速度が落ちます。しかし、11gは回線速度そのものが遅く、電子レンジが稼働中に電波干渉が起きてしまうデメリットがあります。したがって、ふつうの木造戸建ての2階なら、11gよりも11aを使うメリットの方が大きいと思います。

中継機でWiFi速度を上げる方法

スマホは2階でもWiFiで大丈夫・・・。

「でも、2階にデスクトップPCを置いて、もっと速い回線速度でネット接続したいときは?

ここからは、2階で有線LAN接続したいときに、WiFi中継機を接続する方法についてです。

WiFi中継機を接続します

接続中のwebブラウザ画面

WiFi中継機とは、WiFiルータと無線で繋がって、アクセスできるエリアを広げてくれる機器です。

つまり、

WiFi中継機を2階に設置してアクセスポイントを増築します。

そして、このときに重要となるのが、LANポートがあるWiFi中継機を設置することです!

そこで、今回使用した

▼▼▼WiFi中継機はコチラです▼▼▼・・・ネットギアのEX7300(NETGEAR)

WiFi中継機のLANポートからスイッチングハブ(HUB)に接続して、そこからPCに有線接続することで、PCもインターネットに接続すことができます。

  • デスクトップPCの接続経路
    • WiFiルータ→WiFi中継機→HUB→PC

測定結果

2階にネットギアのWiFi中継機・EX7300を設置しました。その中継機経由の回線速度を測定しました。

測定したデバイスは、PCとスマホ。WiFi中継機からHUB経由で有線接続したPCと、WiFi中継機から無線で接続したスマホの回線速度です。

測定項目
  • 2階のWiFi中継機経由のスマホ(無線)回線速度
  • 2階のWiFi中継機経由のPC(有線)の回線速度

WiFi中継機を経由した回線速度結果
回線速度(Mbps)
3回測定平均
1階2階
2階WiFi中継機経由
PC
482
2階WiFi中継機経由
スマホ(11a)
195210
1階WiFiルータ接続
スマホ(11a)
280105

2階のWiFi中継機(エクステンダー)を経由して、PCを有線接続したら482Mbpsとなりました。もう少し速度がほしいところですが、まあ良いところでしょう!

またスマホでは、2階のWiFi中継機(エクステンダー)を経由すると、信号強度が強いおかげか、2階でも1階でも安定的に200Mbps前後を出すことができました。

これによって、2階に居ながらでも快適にスマホやPCを使えるようになりました。

まとめ

今回は、WiFi中継機を繋いで2階の回線速度を上げることができました!

エクステンダーは、実際にどの程度効果があるかがやってみないと分かりませんが、少なくとも木造戸建てにおいてはネット速度の向上が見込めそうです

一部の地域でのあるときにおける結果なので、回線速度、またWiFi中継機接続による変化率は異なる可能性があります。)

この度は、最後までご覧いただきありがとうございました!これで2階に居てもスマホを快適に動画が見れそうです。

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それではまたね!

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